このページでは、モノづくりにおける基本事項について、順次、分かり易く解説して参ります。
少しでも参考にしていただけたら、嬉しいです。

まずは1S(整理)

モノづくりの現場の基本は何と言っても3S(整理・整頓・清掃)です。
でも、これがなかなか進まなかったりします。
考えて見れば、3つも同時にきちんとするのは大変だからです。
そこで、まずは1Sの”整理”をやり切ってしまうことがポイントです。
要るものと要らないものを分けて、要らないものはどこかにまとめるとか、あるいは廃棄するとかします。
するとどうでしょう、現場がスッキリしませんか?
この1S、モノづくりの現場だけでなく、事務所でも同様です。
定期的に要らない書類を処分すれば、事務所内が書類で溢れることはないでしょう。
スッキリしたら、今度は整頓へ進みましょう!

次に2S(整頓)

次は整頓です。
整頓は必要なモノを誰でもすぐに取り出せるようにすることです。
それには決めた場所に決めたモノをきちんと置いておくことが大切です。
でも、誰かがそれを守らないと、探すムダが生じてしまいます。
そこで使ったモノは元へ戻す習慣づけをすることが重要になります。
そのための工夫をすることもあると思います。

そして3S(清掃)

清掃は、機械設備や職場をきれい保つ行為です。
機械設備や職場をきれいにしておけば、機械の下に油が垂れていたり、床に水濡れがあったりしたら、何か異常が起きている可能性に気付きます。
また、床が濡れてたり、ホコリがあったりすると滑ってケガをしてしまうかもしれません。安全のためにも、清掃は大切です。